犬の毛玉の取り方とブラシの選び方|痛がらせないほぐし方・予防・トリミングの目安まで【長毛犬向け】

お手入れ
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ブラッシングをしていたら、指先に毛玉がひっかかった。犬の毛玉の取り方とブラシ選びで、迷ったことはありませんか?

ほぐそうとしたら愛犬が痛がった。ハサミで切るのは怖い。毎日のケアが続かない。長毛の犬と暮らしていると、毛玉の悩みは尽きませんよね。

この記事では、毛玉ができる理由、自分で取らず専門家に相談したいサイン、ブラシ・コーム・スプレーの選び方、条件別の比較、痛がらせないほぐし方をまとめました。毛玉は、あせらず、ていねいに向き合えば大丈夫です。

なお、紹介する道具は、毛玉ケアを助けるための補助です。皮膚や被毛の診断・治療を目的としたものではありません。

【先に結論】毛玉は「毛先から少しずつ」ほぐす

  • ほぐし方の基本:毛玉と皮膚の間を指で押さえて、毛が引っ張られないようにします。そのうえで、毛先から少しずつ、ほぐします。
  • 道具は、毛玉の程度と毛質で選びます。軽いもつれはスリッカー(ソフト)やピンブラシ、仕上げと確認はコーム、取れにくいときは毛玉ほぐしスプレーなどが目安です。
  • ハサミでの自己処理は、皮膚を傷つけるおそれがあります。特に、皮膚に近い毛玉には使わないでください。
  • 予防は、毎日のブラッシングと、シャンプー後に内側の毛まで乾かすことです。
  • 【相談を優先】毛玉が固い、広範囲にある、皮膚に密着している。または、皮膚に赤み・かゆみ・じゅくじゅく・悪臭・痛みがある。そんなときは、商品を買う前に、トリマーまたは獣医師に相談してください。
  1. 毛玉・もつれが増える主な原因|毛質・こすれ・ブラッシング・乾かし方の4方向から確認
    1. 毛質と毛の長さ
    2. 毛がこすれやすい場所
    3. ブラッシング不足とシャンプー後の乾かし不足
    4. 毛玉を放置すると起こりやすいこと
  2. まず確認したい注意点|自分で取らず、トリマー・獣医師に相談を優先するサイン
    1. 相談を優先したい毛玉
    2. すぐ相談したい皮膚のサイン
    3. ハサミでの自己処理が危険な理由
    4. ブラッシングで痛がるときの考え方
    5. この記事の商品の位置づけ
  3. 犬の毛玉の取り方とブラシの選び方|失敗しない8つの基準
    1. 毛玉の程度と、毛質・毛の長さ(基準①②)
    2. 皮膚へのやさしさと、力加減(基準③)
    3. 毛先からほぐせる構造(基準④)
    4. サイズと持ちやすさ(基準⑤)
    5. 掃除のしやすさ・耐久性(基準⑥⑧)
    6. スプレー・コンディショナーの香料・成分(基準⑦)
  4. 【条件別】楽天で選べる毛玉ケア用品の比較
    1. 迷ったときの簡単フロー
    2. A 軽いもつれ・毎日の予防|毎日のブラッシングで、毛玉を作りたくない家庭に
    3. B 毛玉をほぐす・確認する|できてしまった毛玉に向き合う家庭に
    4. C ブラシが苦手な犬・皮膚が敏感な犬|皮膚への負担を抑えたい家庭に
  5. 失敗しない使い方・購入前のチェックポイント
    1. 毛玉をほぐす手順
    2. 部位別のケア
    3. 毎日のブラッシングと、シャンプー後の乾かし方
    4. 嫌がるとき・続かないときの工夫
    5. 購入前チェックリスト
    6. 使い始めたあとの観察ポイント
  6. よくある質問
    1. Q1. 毛玉は、自分で取ってもいいですか?
    2. Q2. ハサミで切ってもいいですか?
    3. Q3. ブラッシングは、どれくらいの頻度で行えばいいですか?
    4. Q4. スリッカーブラシは、どう使えばいいですか?
    5. Q5. 毛玉ほぐしスプレーは、使っても大丈夫ですか?
    6. Q6. トリミングに出す目安は、どんなときですか?
    7. Q7. 毛玉ができやすいのは、どんな場所ですか?
    8. Q8. ブラッシングで痛がるときは、どうすればいいですか?
  7. まとめ|犬の毛玉の取り方とブラシの選び方は「毛先から少しずつ」と「無理をしない」から
  8. 今日できる最初の一歩
    1. 参考にした情報

毛玉・もつれが増える主な原因|毛質・こすれ・ブラッシング・乾かし方の4方向から確認

毛玉は、「毛質」「こすれ」「ブラッシング不足」「乾かし不足」が重なるとできやすくなります。原因が分かると、予防の方法も見えてきます。

毛質と毛の長さ

長く伸びる毛や、くるくるとした毛は、からまりやすい毛質です。トイプードルやマルチーズなど、毛が伸びる犬種は、特に注意が必要です。

獣医師の監修記事でも、伸びた毛がもつれたり毛玉になったりすると、季節によっては蒸れて、皮膚トラブルの原因になることがあると説明されています。毛が伸びる犬種は、定期的なトリミングが必要とされています。

毛がこすれやすい場所

毛玉ができやすい場所は、毛がこすれやすい場所です。

  • 首のまわり
  • 耳の後ろ
  • 胸の下
  • 脇の下
  • お腹
  • 内股

首輪をつけっぱなしにしたり、洋服を着せる時間が長かったりすると、こすれやすくなるといわれています。

ブラッシング不足とシャンプー後の乾かし不足

毛玉の主な原因のひとつは、ブラッシング不足です。長毛やカール毛の犬は毎日、短毛の犬でも週に1回ほどのブラッシングが理想とされています。

また、シャンプー後は、外側の毛が乾いて見えても、内側の毛が濡れたままのことがあります。そのままにすると毛玉になりやすく、湿った部分の皮膚が炎症を起こすこともあるため、乾いたかどうかをしっかり確認しましょう。

毛玉を放置すると起こりやすいこと

  • 通気性が悪くなり、汚れもたまりやすくなって、皮膚炎につながることがある
  • 毛が引っ張られて、歩きにくさや痛みを感じることがある
  • 毛玉が大きくなるほど、取る時間がかかり、犬にとっても苦痛になる
  • ケアの時間が苦手になり、ブラッシングを嫌がるようになることもある

毛玉は、小さいうちにほぐすのが、犬にとっても飼い主さんにとっても負担が少なくなります。

まず確認したい注意点|自分で取らず、トリマー・獣医師に相談を優先するサイン

次のような毛玉や皮膚のサインがあるときは、商品を買う前に、トリマーまたは獣医師に相談してください。無理に取ろうとすると、犬の皮膚を傷つけることがあるからです。

相談を優先したい毛玉

  • 固い毛玉:フェルトのように固まっていて、指でほぐせない
  • 広範囲の毛玉:体の広い部分で、毛がつながっている
  • 皮膚に密着している毛玉:皮膚との間に指が入らない

毛玉が皮膚を引っ張っていると、痛みが出ることがあり、最悪の場合、皮膚が裂けることもあるとされています。自分で無理に取らず、トリミングサロンや動物病院に相談しましょう。

すぐ相談したい皮膚のサイン

  • 皮膚の赤み
  • 強いかゆみ(しきりに掻く・舐める・噛む)
  • 皮膚がじゅくじゅくしている
  • 皮膚やその周りから、強い悪臭がする
  • 触ると痛がる、強い痛みがありそう
  • かさぶた、フケ、発疹が目立つ
  • 元気や食欲がない

これらのサインがあるときは、ブラシやスプレーで様子を見ず、先に獣医師に相談してください。

ハサミでの自己処理が危険な理由

毛玉は、皮膚の近くにあることが多く、犬が動くと、刃先が皮膚に当たってしまうおそれがあります。ハサミを使って毛玉を分ける方法が紹介されることもありますが、動く犬の皮膚の近くでは、傷つけるリスクがあります。

  • 皮膚に近い毛玉には、ハサミを使わない
  • 皮膚との間に指が入らない毛玉には、ハサミを近づけない
  • 迷ったら、トリミングサロンや動物病院に任せる

この記事では、ハサミ自体の紹介はしません。

ブラッシングで痛がるときの考え方

痛がる様子があるときは、そこで手を止めてください。毛が引っ張られていたり、毛玉が皮膚に近かったりする可能性があります。

ブラッシングを嫌がる犬は、慣れていなかったり、痛い思いをした記憶があったりします。いきなり長時間やらず、少しずつ慣らしていくことが大切です。

この記事の商品の位置づけ

紹介するブラシやスプレーは、毛玉ケアを助ける補助です。「毛玉がなくなる」「皮膚トラブルが治る」といった効果を約束するものではありません。皮膚や被毛に異常があるときは、相談を最優先にしてください。

犬の毛玉の取り方とブラシの選び方|失敗しない8つの基準

「愛犬の毛質と、毛玉の程度に合うか」で選ぶと、失敗しにくくなります。次の8つの基準を、順番に確認してみてください。ブラシの種類全体については、犬のブラシの種類と選び方の記事で解説しています。

毛玉の程度と、毛質・毛の長さ(基準①②)

  • 軽いもつれ:ブラシやコームで、ほぐせる範囲です
  • 固い毛玉・広範囲・皮膚に密着:商品では対応せず、専門家に相談します
  • 長毛:ピンブラシは、長めのピンで、毛を切らずにもつれをほどくのに向いています
  • 巻き毛・絡まりやすい毛:スリッカー(ソフト)で整え、コームで残りを確認します

スリッカーブラシは、くの字のピンで、絡まりや毛玉をほぐす定番の道具です。ただし、長くて細い毛は、切れてしまうことがあるといわれています。

皮膚へのやさしさと、力加減(基準③)

  • 迷ったら、ピンがしなる「ソフトタイプ」から選ぶ
  • ピンの先が丸く加工されているか、樹脂が付いているかを確認する
  • 柄が長めだと、力が伝わりすぎにくいとされている
  • 使うときは、ピンの先が皮膚に当たらないように、やさしく動かす

毛先からほぐせる構造(基準④)

毛玉は、毛先から少しずつほぐすのが基本です。そのため、ピンの長さや、コームの歯の間隔が大切です。

  • ピンブラシは、長めのピンで、もつれをほどきやすい
  • コームは、粗い目でほぐし、細かい目で整える「両目タイプ」がある
  • 歯の間隔が、愛犬の毛の太さに合っているかを確認する

サイズと持ちやすさ(基準⑤)

ブラシ部分は、柄を鉛筆のように持ったとき、手より少し大きい程度が使いやすいとされています。小型犬は小さめ、中型・大型犬は大きめと、商品ごとの目安を確認しましょう。

掃除のしやすさ・耐久性(基準⑥⑧)

  • ボタンを押して、毛を取り除けるタイプなら、手間が減る
  • ピンが曲がったり、先端が破損したりしたら、買い替える
  • 台が布製のブラシは、汚れがたまりやすいため、半年から1年程度で買い替えを考える

スプレー・コンディショナーの香料・成分(基準⑦)

ブラッシングの前に使うスプレーやコンディショナーは、毛のすべりを良くして、とかしやすくすることを目的とした商品があります。選ぶときは、次の点を確認してください。

  • 犬用と書いてあるか:人用のものは使いません
  • 成分の表示:植物由来の精油などを含む商品もあります。皮膚が敏感な犬は、特に注意してください
  • 香料の有無:香料を含む商品と、無香料をうたう商品があります
  • 対象年齢・使用上の注意:子犬には使えない商品もあります
  • 皮膚に異常があるとき:使わず、獣医師に相談します

【条件別】楽天で選べる毛玉ケア用品の比較

ランキングで選ぶより、「毛玉の状態」と「愛犬の様子」で選ぶほうが、合う道具が見つかります。下のフローと表で、いちばん近いものを探してみてください。

迷ったときの簡単フロー

  1. 軽いもつれを予防したい(毎日のブラッシング) → A
  2. できてしまった毛玉をほぐしたい/残りを確認したい → B
  3. ブラシが苦手/皮膚が敏感な犬 → C
  4. 毛玉が固い・広範囲・皮膚に密着/皮膚に異常がある → 商品ではなく、トリマーまたは獣医師へ
目的 向いている犬・家庭 強み 購入前の注意点 後処理・手入れ
A-1 スリッカー(ソフト)/ワンプッシュ式 毛が絡まりやすい犬/毎日ブラッシングする家庭 絡まり・もつれをほぐす/ワンプッシュ式は毛を取り除きやすい ピンの硬さ・先端の形/長くて細い毛は切れることがある ボタン部分の洗い方
A-2 ピンブラシ 長毛の犬 毛を切らずに、もつれをほどく ピンの長さ・先端/台の素材 台が布製は汚れやすい
B-1 コーム 長毛・巻き毛の犬/仕上げ・確認をしたい家庭 毛玉・絡まりが残っていないか確認できる 歯の間隔/持ちやすさ 毛を取り除きやすいか
B-2 毛玉ほぐしスプレー・コンディショナー とかしにくい毛の犬 毛のすべりを良くすることを目的とする 犬用か/成分・香料/対象年齢/皮膚に異常があるときは使わない 使用量・保管方法の確認
C ラバー・手袋型/ブラシセット ブラシが苦手な犬/皮膚が敏感な犬 皮膚への負担が少ない/なでる感覚で使える 毛玉のほぐしは難しい/セットの中身 洗いやすさ

※価格・在庫・送料・ポイント・クーポン・セット内容・注意事項は変わります。購入前に必ず、リンク先の最新情報をご確認ください。

A 軽いもつれ・毎日の予防|毎日のブラッシングで、毛玉を作りたくない家庭に

毛玉は「できてから取る」より、「できる前に整える」ほうが、犬の負担が小さくなります。毎日のブラッシングで使う道具が、ここでの候補です。

A-1 スリッカーブラシ(ソフト)/ワンプッシュ式スリッカー

  • 商品名:岡野製作所 スリッカーブラシ ソフト
  • 向いている犬・家庭:毛が絡まりやすい犬/毎日のブラッシングで、毛を取り除く手間を減らしたい家庭
  • 主な特徴:くの字のピンで、絡まりやもつれをほぐすブラシです。ワンプッシュ式は、ボタンを押すだけで、ブラシに付いた毛を取り除ける仕組みです。SHOWTECH(株式会社プラック)は、長く軽い柄で手首の負担を減らし、長いピンで根元までブラッシングできるスリッカーが人気、とメーカーが紹介しています。岡野製作所のスリッカーブラシ(ソフトタイプ)は、トリマー推奨とされる商品として紹介されています。
  • 購入前に確認したい点:ピンの硬さ(迷ったらソフト)/ピン先の形/サイズ/柄の長さ/ボタン部分の洗い方
  • 向いていないケース:長くて細い毛の犬(毛が切れることがあります。ピンブラシも検討)/固い毛玉がある場合(先に専門家に相談)

価格・在庫・セット内容は変動します。条件に合う場合は、詳細をご確認ください。

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A-2 ピンブラシ

  • 商品名:SHOWTECH ユニバーサル ソフトスリッカー S
  • 向いている犬・家庭:長毛の犬/毛を切りたくない家庭
  • 主な特徴:人用のブラシに似た形で、長めのピンが、長毛のもつれをほどくのに向いています。毛を切らずに、やさしくとかせる構造とされています。
  • 購入前に確認したい点:ピンの長さと先端の形/ブラシのサイズ/台の素材(布製は汚れやすい)/持ち手の握りやすさ
  • 向いていないケース:固く絡まった毛玉(ピンブラシだけでは、ほぐせません)/短毛で、毛量が少ない犬

価格・在庫・セット内容は変動します。条件に合う場合は、詳細をご確認ください。

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B 毛玉をほぐす・確認する|できてしまった毛玉に向き合う家庭に

軽い毛玉は、コームとスプレーを使うと、ほぐしやすくなることがあります。ただし、固い毛玉や、皮膚に近い毛玉は、無理をしないでください。

B-1 コーム

  • 商品名:SHOWTECH グレイハウンド コーム
  • 向いている犬・家庭:長毛・巻き毛の犬/ブラッシングのあとに、仕上げと確認をしたい家庭
  • 主な特徴:毛玉やもつれが残っていないかを確認し、毛の流れを整える道具です。粗い目でほぐし、細かい目で整える「両目タイプ」もあります。金属製のピンが並ぶコームの一種に、グレイハウンドコームがあります。
  • 購入前に確認したい点:歯の間隔/ピンの先端の形/持ちやすさ/毛の取り除きやすさ
  • 向いていないケース:固く締まった毛玉(無理に通さず、専門家に相談)/皮膚に近い毛玉

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B-2 毛玉ほぐしスプレー・ブラッシングコンディショナー

  • 商品名:バイオガンス エクストラ・リス タングルリムーバー
  • 向いている犬・家庭:毛がからまりやすく、とかしにくい犬/ブラッシング前の準備をしたい家庭
  • 主な特徴:ブラッシング前に、毛にスプレーして使います。保湿成分などで、毛のすべりを良くすることを目的とした商品があります。静電気を抑えることをうたう商品もあります。
  • 購入前に確認したい点:犬用か/成分(精油などを含むか)/香料の有無/対象年齢/使用方法・使用量/保管方法
  • 向いていないケース:皮膚に赤み・かゆみ・じゅくじゅくがある犬(使わず、獣医師に相談)/皮膚が敏感で、成分に不安がある犬

価格・在庫・セット内容は変動します。条件に合う場合は、詳細をご確認ください。

バイオガンス エクストラ・リス タングルリムーバー 犬用(250mL)

C ブラシが苦手な犬・皮膚が敏感な犬|皮膚への負担を抑えたい家庭に

ブラシが苦手な犬や、皮膚が敏感な犬は、やわらかい道具から慣らすと、続けやすくなります。

  • 商品名:ペット用ラバーブラシ
  • 向いている犬・家庭:ブラシを怖がる犬/皮膚が敏感な犬/まず、ブラッシングに慣らしたい家庭
  • 主な特徴:ゴムやシリコンでできたやわらかいブラシや、手にはめて使う手袋型です。皮膚への負担が少なく、ほかのブラシが苦手な犬でも使える場合があります。ブラシセットは、複数の種類をまとめて試せます。
  • 購入前に確認したい点:素材のやわらかさ/サイズ(手袋型は手の大きさ)/洗いやすさ/セットの中身(使わない道具が入っていないか)
  • 向いていないケース:毛玉・絡まりをほぐしたい場合(毛のかたまりをほぐすのは難しい)/すでに固い毛玉がある場合(専門家に相談)

価格・在庫・セット内容は変動します。条件に合う場合は、詳細をご確認ください。

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失敗しない使い方・購入前のチェックポイント

毛玉ケアは、「無理をしない」ことが一番大切です。犬が痛がるときは、そこで中止しましょう。

毛玉をほぐす手順

  1. 犬が落ち着ける場所で、短い時間から始める
  2. 片手の指先で、毛玉と皮膚の間を押さえる(毛が引っ張られて、痛い思いをしないようにするためです)
  3. コームかスリッカーで、毛玉の先から少しずつほぐす
  4. コームは、毛の流れに対して縦に使うと、ほぐしやすいとされている
  5. 取れにくいときは、犬用のスプレーなどを使ってみる
  6. ほぐれたら、コームで毛の根元からとかして、整える
  7. 固くて取れない、犬が痛がる、皮膚が赤い。そんなときは、そこで中止して、サロンや動物病院に相談する

部位別のケア

  • 首のまわり:首輪の下の毛を、ときどき確認する。首輪をつけっぱなしにしない
  • 耳の後ろ:皮膚がやわらかい場所なので、特にやさしく
  • 脇の下・内股:毛がこすれやすい場所。指で皮膚を押さえて、少しずつほぐす
  • お腹・胸の下:皮膚が薄い部分もあるので、力をかけない

洋服を着せている時間が長いと、こすれやすくなるので、ときどき脱がせて、毛の状態を確認しましょう。

毎日のブラッシングと、シャンプー後の乾かし方

毛玉の予防は、毎日のブラッシングが基本です。長毛・カール毛の犬は毎日、短毛の犬でも週に1回ほどが理想とされています。ただし、やり過ぎると、必要な毛まで抜けてしまうこともあるため、適度なブラッシングを心がけましょう。

シャンプー後は、内側の毛までしっかり乾かします。乾かし方は、犬のシャンプー・ドライヤーの選び方の記事で解説します。毛の抜け方やブラッシングの頻度は、犬の抜け毛対策の記事もご覧ください。

嫌がるとき・続かないときの工夫

  • ブラシを見せたり、なでたりすることから始める
  • 少しでもできたら、ほめる・ごほうびをあげる
  • 1日で全部やろうとせず、「今日は耳の後ろだけ」など、場所を分ける
  • ラバーブラシや手袋型など、やわらかい道具から始める
  • ブラッシングは、自宅や庭先など自分の敷地で行う

購入前チェックリスト

  • □ 愛犬の毛質と毛の長さを確認した
  • □ 毛玉が、固い・広範囲・皮膚に密着していないか確認した
  • □ 皮膚に赤み・かゆみ・じゅくじゅく・悪臭・痛みがないか確認した
  • □ ピンの硬さ・先端の形・サイズを確認した
  • □ スプレーは、犬用か、成分・香料・対象年齢を確認した
  • □ 毛の取り除き方、洗い方を確認した
  • □ 返品・交換の条件を確認した

使い始めたあとの観察ポイント

  • 皮膚に赤み・フケ・かさぶたが出ていないか
  • 痛がる様子や、嫌がる様子がないか
  • 毛が切れたり、毛並みが乱れたりしていないか
  • 毛玉ができやすい場所の状態(ときどき、指先で確かめる)

気になる変化があれば、使用をやめて、トリマーまたは獣医師に相談してください。

よくある質問

Q1. 毛玉は、自分で取ってもいいですか?

軽いもつれなら、毛先から少しずつほぐせることがあります。ただし、毛玉が固い、広範囲にある、皮膚に密着しているときは、自分で取らず、トリマーまたは獣医師に相談してください。

Q2. ハサミで切ってもいいですか?

おすすめしません。毛玉は皮膚の近くにあることが多く、犬が動くと、刃先が皮膚に当たるおそれがあります。特に、皮膚に近い毛玉には、ハサミを使わないでください。迷ったら、トリミングサロンや動物病院に任せましょう。

Q3. ブラッシングは、どれくらいの頻度で行えばいいですか?

長毛・カール毛の犬は毎日、短毛の犬でも週に1回ほどが理想とされています。ただし、やり過ぎると毛が抜けすぎることもあるため、適度に行いましょう。続けられる頻度から始めることが大切です。

Q4. スリッカーブラシは、どう使えばいいですか?

ピンの先が皮膚に当たらないように、やさしく使います。毛玉は、毛先から少しずつほぐします。長くて細い毛は、切れてしまうことがあるため、ピンブラシを検討する方法もあります。

Q5. 毛玉ほぐしスプレーは、使っても大丈夫ですか?

犬用の商品を選び、成分・香料・対象年齢の表示を確認してください。精油などを含む商品もあります。皮膚に赤みやかゆみがあるときは、使わずに獣医師に相談しましょう。使い方は、商品の説明に従ってください。

Q6. トリミングに出す目安は、どんなときですか?

毛玉が固い、広範囲にある、皮膚に密着しているときは、トリミングサロンや動物病院への相談を優先してください。また、毛が伸びる犬種は、定期的なトリミングが必要とされています。

Q7. 毛玉ができやすいのは、どんな場所ですか?

首のまわり、耳の後ろ、胸の下、脇の下、お腹、内股など、毛がこすれやすい場所です。ブラッシングのときに、指先でそっと確かめてみましょう。

Q8. ブラッシングで痛がるときは、どうすればいいですか?

そこで手を止めてください。毛が引っ張られていたり、毛玉が皮膚に近かったりする可能性があります。毛玉と皮膚の間を指で押さえてから、毛先から少しずつほぐしてみましょう。それでも痛がるときは、サロンや動物病院に相談してください。

まとめ|犬の毛玉の取り方とブラシの選び方は「毛先から少しずつ」と「無理をしない」から

犬の毛玉の取り方とブラシの選び方は、まず相談すべきサインを確認し、次に毛質と毛玉の程度を確認し、道具を選んで、毛先から少しずつほぐすのが基本です。

  • 最優先:毛玉が固い・広範囲・皮膚に密着している、または皮膚に異常があるときは、トリマーまたは獣医師に相談する
  • 道具選び:毛質と毛玉の程度に合う、スリッカー(ソフト)・ピンブラシ・コームなどを選ぶ
  • 使い方:毛玉と皮膚の間を指で押さえ、毛先から少しずつほぐす。無理に引っ張らない

条件別の目安は、毎日の予防にはスリッカー(ソフト)やピンブラシ、毛玉のほぐしと確認にはコームとスプレー、ブラシが苦手な犬にはラバー・手袋型です。

今日できる最初の一歩

まずは、毛玉ができやすい場所(首のまわり・耳の後ろ・脇の下・お腹・内股)を、指先でそっと確かめてみましょう。気づいたときに、小さいうちにケアを始められます。

参考にした情報

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