ブラッシングをしていたら、指先に毛玉がひっかかった。犬の毛玉の取り方とブラシ選びで、迷ったことはありませんか?
ほぐそうとしたら愛犬が痛がった。ハサミで切るのは怖い。毎日のケアが続かない。長毛の犬と暮らしていると、毛玉の悩みは尽きませんよね。
この記事では、毛玉ができる理由、自分で取らず専門家に相談したいサイン、ブラシ・コーム・スプレーの選び方、条件別の比較、痛がらせないほぐし方をまとめました。毛玉は、あせらず、ていねいに向き合えば大丈夫です。
なお、紹介する道具は、毛玉ケアを助けるための補助です。皮膚や被毛の診断・治療を目的としたものではありません。
【先に結論】毛玉は「毛先から少しずつ」ほぐす
- ほぐし方の基本:毛玉と皮膚の間を指で押さえて、毛が引っ張られないようにします。そのうえで、毛先から少しずつ、ほぐします。
- 道具は、毛玉の程度と毛質で選びます。軽いもつれはスリッカー(ソフト)やピンブラシ、仕上げと確認はコーム、取れにくいときは毛玉ほぐしスプレーなどが目安です。
- ハサミでの自己処理は、皮膚を傷つけるおそれがあります。特に、皮膚に近い毛玉には使わないでください。
- 予防は、毎日のブラッシングと、シャンプー後に内側の毛まで乾かすことです。
- 【相談を優先】毛玉が固い、広範囲にある、皮膚に密着している。または、皮膚に赤み・かゆみ・じゅくじゅく・悪臭・痛みがある。そんなときは、商品を買う前に、トリマーまたは獣医師に相談してください。
毛玉・もつれが増える主な原因|毛質・こすれ・ブラッシング・乾かし方の4方向から確認
毛玉は、「毛質」「こすれ」「ブラッシング不足」「乾かし不足」が重なるとできやすくなります。原因が分かると、予防の方法も見えてきます。
毛質と毛の長さ
長く伸びる毛や、くるくるとした毛は、からまりやすい毛質です。トイプードルやマルチーズなど、毛が伸びる犬種は、特に注意が必要です。
獣医師の監修記事でも、伸びた毛がもつれたり毛玉になったりすると、季節によっては蒸れて、皮膚トラブルの原因になることがあると説明されています。毛が伸びる犬種は、定期的なトリミングが必要とされています。
毛がこすれやすい場所
毛玉ができやすい場所は、毛がこすれやすい場所です。
- 首のまわり
- 耳の後ろ
- 胸の下
- 脇の下
- お腹
- 内股
首輪をつけっぱなしにしたり、洋服を着せる時間が長かったりすると、こすれやすくなるといわれています。
ブラッシング不足とシャンプー後の乾かし不足
毛玉の主な原因のひとつは、ブラッシング不足です。長毛やカール毛の犬は毎日、短毛の犬でも週に1回ほどのブラッシングが理想とされています。
また、シャンプー後は、外側の毛が乾いて見えても、内側の毛が濡れたままのことがあります。そのままにすると毛玉になりやすく、湿った部分の皮膚が炎症を起こすこともあるため、乾いたかどうかをしっかり確認しましょう。
毛玉を放置すると起こりやすいこと
- 通気性が悪くなり、汚れもたまりやすくなって、皮膚炎につながることがある
- 毛が引っ張られて、歩きにくさや痛みを感じることがある
- 毛玉が大きくなるほど、取る時間がかかり、犬にとっても苦痛になる
- ケアの時間が苦手になり、ブラッシングを嫌がるようになることもある
毛玉は、小さいうちにほぐすのが、犬にとっても飼い主さんにとっても負担が少なくなります。
まず確認したい注意点|自分で取らず、トリマー・獣医師に相談を優先するサイン
次のような毛玉や皮膚のサインがあるときは、商品を買う前に、トリマーまたは獣医師に相談してください。無理に取ろうとすると、犬の皮膚を傷つけることがあるからです。
相談を優先したい毛玉
- 固い毛玉:フェルトのように固まっていて、指でほぐせない
- 広範囲の毛玉:体の広い部分で、毛がつながっている
- 皮膚に密着している毛玉:皮膚との間に指が入らない
毛玉が皮膚を引っ張っていると、痛みが出ることがあり、最悪の場合、皮膚が裂けることもあるとされています。自分で無理に取らず、トリミングサロンや動物病院に相談しましょう。
すぐ相談したい皮膚のサイン
- 皮膚の赤み
- 強いかゆみ(しきりに掻く・舐める・噛む)
- 皮膚がじゅくじゅくしている
- 皮膚やその周りから、強い悪臭がする
- 触ると痛がる、強い痛みがありそう
- かさぶた、フケ、発疹が目立つ
- 元気や食欲がない
これらのサインがあるときは、ブラシやスプレーで様子を見ず、先に獣医師に相談してください。
ハサミでの自己処理が危険な理由
毛玉は、皮膚の近くにあることが多く、犬が動くと、刃先が皮膚に当たってしまうおそれがあります。ハサミを使って毛玉を分ける方法が紹介されることもありますが、動く犬の皮膚の近くでは、傷つけるリスクがあります。
- 皮膚に近い毛玉には、ハサミを使わない
- 皮膚との間に指が入らない毛玉には、ハサミを近づけない
- 迷ったら、トリミングサロンや動物病院に任せる
この記事では、ハサミ自体の紹介はしません。
ブラッシングで痛がるときの考え方
痛がる様子があるときは、そこで手を止めてください。毛が引っ張られていたり、毛玉が皮膚に近かったりする可能性があります。
ブラッシングを嫌がる犬は、慣れていなかったり、痛い思いをした記憶があったりします。いきなり長時間やらず、少しずつ慣らしていくことが大切です。
この記事の商品の位置づけ
紹介するブラシやスプレーは、毛玉ケアを助ける補助です。「毛玉がなくなる」「皮膚トラブルが治る」といった効果を約束するものではありません。皮膚や被毛に異常があるときは、相談を最優先にしてください。
犬の毛玉の取り方とブラシの選び方|失敗しない8つの基準
「愛犬の毛質と、毛玉の程度に合うか」で選ぶと、失敗しにくくなります。次の8つの基準を、順番に確認してみてください。ブラシの種類全体については、犬のブラシの種類と選び方の記事で解説しています。
毛玉の程度と、毛質・毛の長さ(基準①②)
- 軽いもつれ:ブラシやコームで、ほぐせる範囲です
- 固い毛玉・広範囲・皮膚に密着:商品では対応せず、専門家に相談します
- 長毛:ピンブラシは、長めのピンで、毛を切らずにもつれをほどくのに向いています
- 巻き毛・絡まりやすい毛:スリッカー(ソフト)で整え、コームで残りを確認します
スリッカーブラシは、くの字のピンで、絡まりや毛玉をほぐす定番の道具です。ただし、長くて細い毛は、切れてしまうことがあるといわれています。
皮膚へのやさしさと、力加減(基準③)
- 迷ったら、ピンがしなる「ソフトタイプ」から選ぶ
- ピンの先が丸く加工されているか、樹脂が付いているかを確認する
- 柄が長めだと、力が伝わりすぎにくいとされている
- 使うときは、ピンの先が皮膚に当たらないように、やさしく動かす
毛先からほぐせる構造(基準④)
毛玉は、毛先から少しずつほぐすのが基本です。そのため、ピンの長さや、コームの歯の間隔が大切です。
- ピンブラシは、長めのピンで、もつれをほどきやすい
- コームは、粗い目でほぐし、細かい目で整える「両目タイプ」がある
- 歯の間隔が、愛犬の毛の太さに合っているかを確認する
サイズと持ちやすさ(基準⑤)
ブラシ部分は、柄を鉛筆のように持ったとき、手より少し大きい程度が使いやすいとされています。小型犬は小さめ、中型・大型犬は大きめと、商品ごとの目安を確認しましょう。
掃除のしやすさ・耐久性(基準⑥⑧)
- ボタンを押して、毛を取り除けるタイプなら、手間が減る
- ピンが曲がったり、先端が破損したりしたら、買い替える
- 台が布製のブラシは、汚れがたまりやすいため、半年から1年程度で買い替えを考える
スプレー・コンディショナーの香料・成分(基準⑦)
ブラッシングの前に使うスプレーやコンディショナーは、毛のすべりを良くして、とかしやすくすることを目的とした商品があります。選ぶときは、次の点を確認してください。
- 犬用と書いてあるか:人用のものは使いません
- 成分の表示:植物由来の精油などを含む商品もあります。皮膚が敏感な犬は、特に注意してください
- 香料の有無:香料を含む商品と、無香料をうたう商品があります
- 対象年齢・使用上の注意:子犬には使えない商品もあります
- 皮膚に異常があるとき:使わず、獣医師に相談します
【条件別】楽天で選べる毛玉ケア用品の比較
ランキングで選ぶより、「毛玉の状態」と「愛犬の様子」で選ぶほうが、合う道具が見つかります。下のフローと表で、いちばん近いものを探してみてください。
迷ったときの簡単フロー
- 軽いもつれを予防したい(毎日のブラッシング) → A
- できてしまった毛玉をほぐしたい/残りを確認したい → B
- ブラシが苦手/皮膚が敏感な犬 → C
- 毛玉が固い・広範囲・皮膚に密着/皮膚に異常がある → 商品ではなく、トリマーまたは獣医師へ
| 目的 | 向いている犬・家庭 | 強み | 購入前の注意点 | 後処理・手入れ |
|---|---|---|---|---|
| A-1 スリッカー(ソフト)/ワンプッシュ式 | 毛が絡まりやすい犬/毎日ブラッシングする家庭 | 絡まり・もつれをほぐす/ワンプッシュ式は毛を取り除きやすい | ピンの硬さ・先端の形/長くて細い毛は切れることがある | ボタン部分の洗い方 |
| A-2 ピンブラシ | 長毛の犬 | 毛を切らずに、もつれをほどく | ピンの長さ・先端/台の素材 | 台が布製は汚れやすい |
| B-1 コーム | 長毛・巻き毛の犬/仕上げ・確認をしたい家庭 | 毛玉・絡まりが残っていないか確認できる | 歯の間隔/持ちやすさ | 毛を取り除きやすいか |
| B-2 毛玉ほぐしスプレー・コンディショナー | とかしにくい毛の犬 | 毛のすべりを良くすることを目的とする | 犬用か/成分・香料/対象年齢/皮膚に異常があるときは使わない | 使用量・保管方法の確認 |
| C ラバー・手袋型/ブラシセット | ブラシが苦手な犬/皮膚が敏感な犬 | 皮膚への負担が少ない/なでる感覚で使える | 毛玉のほぐしは難しい/セットの中身 | 洗いやすさ |
※価格・在庫・送料・ポイント・クーポン・セット内容・注意事項は変わります。購入前に必ず、リンク先の最新情報をご確認ください。
A 軽いもつれ・毎日の予防|毎日のブラッシングで、毛玉を作りたくない家庭に
毛玉は「できてから取る」より、「できる前に整える」ほうが、犬の負担が小さくなります。毎日のブラッシングで使う道具が、ここでの候補です。
A-1 スリッカーブラシ(ソフト)/ワンプッシュ式スリッカー
- 商品名:岡野製作所 スリッカーブラシ ソフト
- 向いている犬・家庭:毛が絡まりやすい犬/毎日のブラッシングで、毛を取り除く手間を減らしたい家庭
- 主な特徴:くの字のピンで、絡まりやもつれをほぐすブラシです。ワンプッシュ式は、ボタンを押すだけで、ブラシに付いた毛を取り除ける仕組みです。SHOWTECH(株式会社プラック)は、長く軽い柄で手首の負担を減らし、長いピンで根元までブラッシングできるスリッカーが人気、とメーカーが紹介しています。岡野製作所のスリッカーブラシ(ソフトタイプ)は、トリマー推奨とされる商品として紹介されています。
- 購入前に確認したい点:ピンの硬さ(迷ったらソフト)/ピン先の形/サイズ/柄の長さ/ボタン部分の洗い方
- 向いていないケース:長くて細い毛の犬(毛が切れることがあります。ピンブラシも検討)/固い毛玉がある場合(先に専門家に相談)
価格・在庫・セット内容は変動します。条件に合う場合は、詳細をご確認ください。
岡野 ステンレス製高級ソフトタイプ スリッカーブラシ 小【追跡可能メール便】【全国一律送料無料】A-2 ピンブラシ
- 商品名:SHOWTECH ユニバーサル ソフトスリッカー S
- 向いている犬・家庭:長毛の犬/毛を切りたくない家庭
- 主な特徴:人用のブラシに似た形で、長めのピンが、長毛のもつれをほどくのに向いています。毛を切らずに、やさしくとかせる構造とされています。
- 購入前に確認したい点:ピンの長さと先端の形/ブラシのサイズ/台の素材(布製は汚れやすい)/持ち手の握りやすさ
- 向いていないケース:固く絡まった毛玉(ピンブラシだけでは、ほぐせません)/短毛で、毛量が少ない犬
価格・在庫・セット内容は変動します。条件に合う場合は、詳細をご確認ください。
スリッカー ブラシ 犬 猫 ペット トリミング グルーミング トリミングサロン 顔用 ブラッシング 痛くない 送料無料 SHOWTECH ショーテック プロ Universal ユニバーサル ソフトスリッカー Sサイズ FREEBIRD フリーバードB 毛玉をほぐす・確認する|できてしまった毛玉に向き合う家庭に
軽い毛玉は、コームとスプレーを使うと、ほぐしやすくなることがあります。ただし、固い毛玉や、皮膚に近い毛玉は、無理をしないでください。
B-1 コーム
- 商品名:SHOWTECH グレイハウンド コーム
- 向いている犬・家庭:長毛・巻き毛の犬/ブラッシングのあとに、仕上げと確認をしたい家庭
- 主な特徴:毛玉やもつれが残っていないかを確認し、毛の流れを整える道具です。粗い目でほぐし、細かい目で整える「両目タイプ」もあります。金属製のピンが並ぶコームの一種に、グレイハウンドコームがあります。
- 購入前に確認したい点:歯の間隔/ピンの先端の形/持ちやすさ/毛の取り除きやすさ
- 向いていないケース:固く締まった毛玉(無理に通さず、専門家に相談)/皮膚に近い毛玉
価格・在庫・セット内容は変動します。条件に合う場合は、詳細をご確認ください。
プロトリマー愛用 トリミングコーム コーム 櫛 サロン使用 アンダーコート 送料無料 SHOWTECH ショーテック グレイハウンド コーム 静電気防止仕様 Greyhond ASコーム ブラック (183mm×32mm / 56g) FREEBIRD フリーバードB-2 毛玉ほぐしスプレー・ブラッシングコンディショナー
- 商品名:バイオガンス エクストラ・リス タングルリムーバー
- 向いている犬・家庭:毛がからまりやすく、とかしにくい犬/ブラッシング前の準備をしたい家庭
- 主な特徴:ブラッシング前に、毛にスプレーして使います。保湿成分などで、毛のすべりを良くすることを目的とした商品があります。静電気を抑えることをうたう商品もあります。
- 購入前に確認したい点:犬用か/成分(精油などを含むか)/香料の有無/対象年齢/使用方法・使用量/保管方法
- 向いていないケース:皮膚に赤み・かゆみ・じゅくじゅくがある犬(使わず、獣医師に相談)/皮膚が敏感で、成分に不安がある犬
価格・在庫・セット内容は変動します。条件に合う場合は、詳細をご確認ください。
バイオガンス エクストラ・リス タングルリムーバー 犬用(250mL)C ブラシが苦手な犬・皮膚が敏感な犬|皮膚への負担を抑えたい家庭に
ブラシが苦手な犬や、皮膚が敏感な犬は、やわらかい道具から慣らすと、続けやすくなります。
- 商品名:ペット用ラバーブラシ
- 向いている犬・家庭:ブラシを怖がる犬/皮膚が敏感な犬/まず、ブラッシングに慣らしたい家庭
- 主な特徴:ゴムやシリコンでできたやわらかいブラシや、手にはめて使う手袋型です。皮膚への負担が少なく、ほかのブラシが苦手な犬でも使える場合があります。ブラシセットは、複数の種類をまとめて試せます。
- 購入前に確認したい点:素材のやわらかさ/サイズ(手袋型は手の大きさ)/洗いやすさ/セットの中身(使わない道具が入っていないか)
- 向いていないケース:毛玉・絡まりをほぐしたい場合(毛のかたまりをほぐすのは難しい)/すでに固い毛玉がある場合(専門家に相談)
価格・在庫・セット内容は変動します。条件に合う場合は、詳細をご確認ください。
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毛玉ケアは、「無理をしない」ことが一番大切です。犬が痛がるときは、そこで中止しましょう。
毛玉をほぐす手順
- 犬が落ち着ける場所で、短い時間から始める
- 片手の指先で、毛玉と皮膚の間を押さえる(毛が引っ張られて、痛い思いをしないようにするためです)
- コームかスリッカーで、毛玉の先から少しずつほぐす
- コームは、毛の流れに対して縦に使うと、ほぐしやすいとされている
- 取れにくいときは、犬用のスプレーなどを使ってみる
- ほぐれたら、コームで毛の根元からとかして、整える
- 固くて取れない、犬が痛がる、皮膚が赤い。そんなときは、そこで中止して、サロンや動物病院に相談する
部位別のケア
- 首のまわり:首輪の下の毛を、ときどき確認する。首輪をつけっぱなしにしない
- 耳の後ろ:皮膚がやわらかい場所なので、特にやさしく
- 脇の下・内股:毛がこすれやすい場所。指で皮膚を押さえて、少しずつほぐす
- お腹・胸の下:皮膚が薄い部分もあるので、力をかけない
洋服を着せている時間が長いと、こすれやすくなるので、ときどき脱がせて、毛の状態を確認しましょう。
毎日のブラッシングと、シャンプー後の乾かし方
毛玉の予防は、毎日のブラッシングが基本です。長毛・カール毛の犬は毎日、短毛の犬でも週に1回ほどが理想とされています。ただし、やり過ぎると、必要な毛まで抜けてしまうこともあるため、適度なブラッシングを心がけましょう。
シャンプー後は、内側の毛までしっかり乾かします。乾かし方は、犬のシャンプー・ドライヤーの選び方の記事で解説します。毛の抜け方やブラッシングの頻度は、犬の抜け毛対策の記事もご覧ください。
嫌がるとき・続かないときの工夫
- ブラシを見せたり、なでたりすることから始める
- 少しでもできたら、ほめる・ごほうびをあげる
- 1日で全部やろうとせず、「今日は耳の後ろだけ」など、場所を分ける
- ラバーブラシや手袋型など、やわらかい道具から始める
- ブラッシングは、自宅や庭先など自分の敷地で行う
購入前チェックリスト
- □ 愛犬の毛質と毛の長さを確認した
- □ 毛玉が、固い・広範囲・皮膚に密着していないか確認した
- □ 皮膚に赤み・かゆみ・じゅくじゅく・悪臭・痛みがないか確認した
- □ ピンの硬さ・先端の形・サイズを確認した
- □ スプレーは、犬用か、成分・香料・対象年齢を確認した
- □ 毛の取り除き方、洗い方を確認した
- □ 返品・交換の条件を確認した
使い始めたあとの観察ポイント
- 皮膚に赤み・フケ・かさぶたが出ていないか
- 痛がる様子や、嫌がる様子がないか
- 毛が切れたり、毛並みが乱れたりしていないか
- 毛玉ができやすい場所の状態(ときどき、指先で確かめる)
気になる変化があれば、使用をやめて、トリマーまたは獣医師に相談してください。
よくある質問
Q1. 毛玉は、自分で取ってもいいですか?
軽いもつれなら、毛先から少しずつほぐせることがあります。ただし、毛玉が固い、広範囲にある、皮膚に密着しているときは、自分で取らず、トリマーまたは獣医師に相談してください。
Q2. ハサミで切ってもいいですか?
おすすめしません。毛玉は皮膚の近くにあることが多く、犬が動くと、刃先が皮膚に当たるおそれがあります。特に、皮膚に近い毛玉には、ハサミを使わないでください。迷ったら、トリミングサロンや動物病院に任せましょう。
Q3. ブラッシングは、どれくらいの頻度で行えばいいですか?
長毛・カール毛の犬は毎日、短毛の犬でも週に1回ほどが理想とされています。ただし、やり過ぎると毛が抜けすぎることもあるため、適度に行いましょう。続けられる頻度から始めることが大切です。
Q4. スリッカーブラシは、どう使えばいいですか?
ピンの先が皮膚に当たらないように、やさしく使います。毛玉は、毛先から少しずつほぐします。長くて細い毛は、切れてしまうことがあるため、ピンブラシを検討する方法もあります。
Q5. 毛玉ほぐしスプレーは、使っても大丈夫ですか?
犬用の商品を選び、成分・香料・対象年齢の表示を確認してください。精油などを含む商品もあります。皮膚に赤みやかゆみがあるときは、使わずに獣医師に相談しましょう。使い方は、商品の説明に従ってください。
Q6. トリミングに出す目安は、どんなときですか?
毛玉が固い、広範囲にある、皮膚に密着しているときは、トリミングサロンや動物病院への相談を優先してください。また、毛が伸びる犬種は、定期的なトリミングが必要とされています。
Q7. 毛玉ができやすいのは、どんな場所ですか?
首のまわり、耳の後ろ、胸の下、脇の下、お腹、内股など、毛がこすれやすい場所です。ブラッシングのときに、指先でそっと確かめてみましょう。
Q8. ブラッシングで痛がるときは、どうすればいいですか?
そこで手を止めてください。毛が引っ張られていたり、毛玉が皮膚に近かったりする可能性があります。毛玉と皮膚の間を指で押さえてから、毛先から少しずつほぐしてみましょう。それでも痛がるときは、サロンや動物病院に相談してください。
まとめ|犬の毛玉の取り方とブラシの選び方は「毛先から少しずつ」と「無理をしない」から
犬の毛玉の取り方とブラシの選び方は、まず相談すべきサインを確認し、次に毛質と毛玉の程度を確認し、道具を選んで、毛先から少しずつほぐすのが基本です。
- 最優先:毛玉が固い・広範囲・皮膚に密着している、または皮膚に異常があるときは、トリマーまたは獣医師に相談する
- 道具選び:毛質と毛玉の程度に合う、スリッカー(ソフト)・ピンブラシ・コームなどを選ぶ
- 使い方:毛玉と皮膚の間を指で押さえ、毛先から少しずつほぐす。無理に引っ張らない
条件別の目安は、毎日の予防にはスリッカー(ソフト)やピンブラシ、毛玉のほぐしと確認にはコームとスプレー、ブラシが苦手な犬にはラバー・手袋型です。
今日できる最初の一歩
まずは、毛玉ができやすい場所(首のまわり・耳の後ろ・脇の下・お腹・内股)を、指先でそっと確かめてみましょう。気づいたときに、小さいうちにケアを始められます。
参考にした情報
- All About「犬の毛玉の取り方・予防法 ポイントを押さえて愛犬の皮膚を守ろう!」
- パナソニック「【獣医師監修】手軽で簡単、いつも清潔に。愛犬のおうちトリミング」
- hinata「おすすめの犬用ブラシ30選」(犬用ブラシの種類と選び方)
- 各メーカー公式サイト(選定した商品の仕様・注意事項)
